何世代にも渡ってワイン作りをしてきたというのは、家族経営のシャトーではよく耳にする歴史だが、Ch Maison Blanche のDespagne-Rapin家は、11世代目。
それまで、ピュアさにかけるだの、タンニンが田舎くさいだの言われていたワインが、確実に変わったのは１１世代目の二コラが2001年にビオディナミを開始してからのこと。その後、相続した他のシャトーを売り払い、ブドウ栽培学を修めた妻と共に、Ch Maison Blanche に集中する決意をし、2009年に有機栽培、2014年にデメテールの認証を得ています。

Piliers de Maison Blanche はCh Maison Blancheのセカンド・ワイン。Piliersは支柱という意味で、セカンドワインといえども、中味の詰まったワインであることを象徴する命名。

面積　8 Ha　
土壌　粘土、砂利質　
平均樹齢　50年
品種　カベルネ・フラン60％、メルロ40％
収穫　機械と手摘み、選果、除梗、破砕
醸造　酵母、バクテリア・窒素、タンニン、酵素、チップ、酒石酸（その他）を添加せず、自動温度管理、人工的な濃縮、マイクロバブル（その他）の使用は一切行わない、テロワールの表現を尊重する伝統的なワイン醸造法。
発酵　2～4週間
熟成　2～5年樽熟成１２か月。
平均生産量　 9,000本



2019レ・ピリエ・ド・メゾン・ブランシュ
（モンターニュ・サン・テミリオン）

参考小売価格￥4,730（税込）