シャトー・レアルが位置するのはサンテステフの北にあるサン・セラン・ド・カドゥールヌ村。Ch Sociando Malletがある村でもあり、Ch Cos d‘Estournel が近年リリースした “La Gouléeもご近所であるなど、その高騰により手の届かない価格となったグランクリュの代替ワインとしてボルドー業界人が注目するエリアである。面積6ha、生産量1500csのメドックでは小規模シャトー。土壌は、粘土石灰質の上に砂利土壌が重なる非常に良質の土壌でもある。

ボルドーにおけるワイン名家の１つTronquoy家（かつてのCHモンローズのオーナー）が、 IBMや富士通などの営業マーケティング部門でインターナショナルなキャリアを持つディディエ・マルセリにワイン作りと販売を任せ、全量プリムール販売するまでのスピード・サクセス・ストーリーを作る。ワインはCh Sérilhanの醸造チーム（Pontet Canetで8年, Lafon Rochet で7年ワインづくりをしたBernard Francが醸造責任者）が行い、シャトー・アンジェリュスのユベール・ド・ブアールがコンサルタント。醸造自体もCh Sérilhanの醸造設備を使い行われる。


面積 : 6 ha
葡萄品種 : カベルネ・ソーヴィニヨン55%、カベルネ・フラン10%、メルロ35％　
土壌 : ガンジアンの砂利、粘土、石灰岩　
収穫 : 100%手摘み
収穫日 : 2016年10月3日から21日まで　
選別台：新型MISTRAL　
設備：サイズの異なる7つのステンレスタンク完備　
熟成：18ヶ月　
生産量：158hl　（ 21168本）


2015シャトー・レアル（オー・メドック）
参考小売価格￥3,960（税込）

2019シャトー・レアル（オー・メドック）
参考小売価格￥2,860（税込）