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2025年2月4日

新入荷ワイン

瓶熟することを前提に作られた、今ではボルドーでも珍しいタイプのワイン

2015シャトー・ラニオット

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1816年ワイン商だったPierre Lacoste(ピエール・ラコステ)が醸造蔵と畑を買って以来、2世紀に渡ってArnaud de la Filolie 家が所有するシャトー。但し、8世代に渡って、その相続は母から娘へというバトンタッチだったことから、オーナー家の名前は幾度となく変わってきました。その当時のファミリーの反映は、現在でも、Arnaud de la Filolie 家がサンテミリオンの街の中心部にある大聖堂の地下のカタコンブと教会の所有者であることが伺えます。

2015年
収穫は、その年の好天が約束したとおりだった。寒く乾燥した冬の後、春は乾燥して穏やかで、夏は6月と7月は暑く晴れて乾燥し、8月には時折嵐があったが、生育期は涼しく晴れた天候で終わった。
開花が早く、ブドウの生理学的進化が規則的でバランスが取れていた夢のような年だった。 色の変化は早く、ブドウの種は非常に早く成熟した。9月には、時折にわか雨が降るものの、太陽と涼しい気温がタンニンの成熟とフルーティなアロマの発育を促した。 ブドウの素晴らしい甘みと、ポリフェノールの類まれな豊かさは、味わいにもすぐに感じられた。9月下旬の成熟は見事で、ブドウは完全に健康で、天候にも恵まれ、収穫開始の最適な日を辛抱強く待つことができた。
9月30日、最初のブドウが収穫され、収穫チームは太陽の光を浴び、美しいブドウを収穫できたことを喜んでいた。
メルロは素晴らしく、色が濃く、黒い果実やスパイスの素晴らしいアロマがあった。ブドウの果皮に含まれるタンニンやその他の成分の抽出性は素晴らしく、すぐにアルコール度数が15%に迫る、風味豊かで口いっぱいに広がるワインができた。
10月9日に収穫されたカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンも同様のアルコール度数、黒い果実とスミレのアロマ、エレガントで滑らかなタンニンに仕上がった。

メルロ79.5%, カベルネ・フラン13.7%, カベルネ・ソーヴィニヨン 6.8%。
セメントタンク発酵。マロラクティック発酵から樽で行う。
樽熟成12~15か月。新樽率50%。
黒い果実とスパイスのクリーミーなアロマ.バニラと軽いトーストのニュアンスを伴う素晴らしいリッチな口当たり、絹のように滑らかなタンニン。

James Suckling 91
Wine Advocate 90-92


参考小売価格¥11,000 (税込)

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